"dry" は 「かわく」「かわかす」 ではない

 
ではない、っていうのは、ちょっと強く出過ぎましたが・・・

日本語で、「かわく」「かわかす」と言いますと、
水分が蒸発するようなニュアンスがあります。

しかし、英語の "dry" は、こんなふうに使ったりします。

 Dry your hands with the towel.

これはもちろん、タオルをバタバタ振って、風送って乾燥させろ、という意味ではなく、
タオルで拭け、と言ってるわけですね。

この "dry"。初めて知ったときは、とても違和感がありました。
拭く場合でも "dry" って言うのかよと。

つまり、「かわく」「かわかす」のほうは、水分の蒸発を言うが、
"dry" のほうは、蒸発か他のものに吸収させるかはともかくとして、
とにかく水分を無くす(or 無くさせる)ことを、意味しているのですね。

日本語のほうは、乾燥させるか拭くかということを区別するが、
英語では、どう水分を取り除くかというその方法については、あまり頓着しない、
ということなんでしょうか?
 
 

コメント

無 題

>英語では、どう水分を取り除くかというその方法については
>あまり頓着しない、ということなんでしょうか?

たかぽんさん、This is important!
英語を学ぶにつれてこういうことはよく目にしますよね。
例を挙げるならバスの"お釣りのないようお願いします"
サンフランシスコ市内のバスでは Have exact fare ready.
つぎもやはりバス。車内放送の "つぎは**一丁目です"
ホノルルのThe Bus は "Now approaching Ala moana
Shopping Center" 。自分は文法とか文の構造の素人なの
で詳しいことは専門家のコメントを聞きたく思います。

Re: 無 題

SONAMさん、こんばんは。

> >英語では、どう水分を取り除くかというその方法については
> >あまり頓着しない、ということなんでしょうか?
>
> たかぽんさん、This is important!

ありがとうございます!

> 英語を学ぶにつれてこういうことはよく目にしますよね。

そうなんですよ。
ちなみに、この"dry"を意識したのは、
たしか、「パルプフィクション」がきっかけでした。
血だらけの手を、タオルで拭いている。
「お前、何してんだ!」
「手を拭いてるんだ。」(←ここで"dry"が使われる)
「拭く前にまず洗えよ!」

> 例を挙げるならバスの"お釣りのないようお願いします"
> サンフランシスコ市内のバスでは Have exact fare ready.

あー、なるほど。
exact にぴったりくる和語が無いんですね。
「過不足のない料金をご用意ください。」もおかしいし、
「ぴったり料金をご用意ください。」も変。
わかりやすく言うには、「お釣りのないように」という
言い方をせざるを得ない。
逆に、「お釣りのないように」を英語でやると、変ですね。

> つぎもやはりバス。車内放送の "つぎは**一丁目です"
> ホノルルのThe Bus は "Now approaching Ala moana
> Shopping Center" 。

あー、これも英語発想って感じですね。

> 自分は文法とか文の構造の素人なの
> で詳しいことは専門家のコメントを聞きたく思います。

深入りすると大変そうですが、たくさん英語に触れる中で
自然に気づいたりすると、面白いですよね。

拭く

英語って「拭く」という言葉がないのかな?と思ったのですが。
wipeがあったか…
でもちょっとニュアンスが異なるかのな。
テーブルを「拭く」時には「wipe」を使うみたいだけど。

Re: 拭く

こるさん、こんばんは。

> 英語って「拭く」という言葉がないのかな?と思ったのですが。
> wipeがあったか…

ありますな。

> でもちょっとニュアンスが異なるかのな。
> テーブルを「拭く」時には「wipe」を使うみたいだけど。

使うけど、水分を取るというよりは、clean という感じみたい。
洗った手を拭くときには、wipe は使えないと思います。
(「手の甲についた水分を布で拭き取ります」の場合は、wipe を使えると思うけど。)

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